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「廃車時に自動車税の還付金を受け取れるのか?受け取り方法を紹介」

自動車の廃車手続きを適切に行った場合、納めた自動車税の一部が戻ってくることがあるのをご存知でしょうか?このコラムでは自動車の廃車を検討または予定している方のために、どんな税金がどのくらい還付されるのか、またそのためにどのような手続きが必要なのか、などをまとめました。注意事項や起こり得るトラブル例なども記載していますので是非最後まで読んで参考にしてください。
 

1.廃車で戻ってくる還付金って?

1-1. 自動車税とは?

自動車税は毎年4月1日にその車を所有している人に課せられる税金です。その年度の一年分を支払う形で、4月分から翌年3月分までを支払う必要があります。これはディーラーなどに売却しても還付されません。友人や知人に譲渡するのも同様に還付の対象にはならず、廃車した時のみ、その手続きを行った翌月分から月割りで戻ってきます。
 

1-2. 自動車重量税とは?

自動車重量税は新車を購入した時、または車検を受けた際に払わなければならない税金です。対象となる車体の重量に応じて金額が変わるのでこの名称がついています。新車については3年分、車検については2年分を納税する必要があります。
 
これは廃車手続きによって還付されるのではなく、永久抹消登録を行う際に自動車重量税還付手続きを行ってはじめて還付されます。
 

1-3.軽自動車には月割りの還付はない

ただし軽自動車の場合は自動車税を払っていても、この月割りの還付はありません。ですから、4月に廃車した場合ほとんど所有していなかったのに1年分の納税をすることになります。このような場合可能であれば3月のうちに抹消登録を済ませてしまい、余分な税金を払うことを避けましょう。
 

2. 実際どのくらい戻ってくるの?

2-1. 自動車税の場合は?

自動車税は廃車を行った月の翌月分から以降の支払った分を返却する決まりになっています。例えば9月に廃車手続きを行えば、10月から3月までの分が還付されるという具合です。
自動車税を39,500円支払っており9月に廃車手続きをすれば実際にいくら還付されるのか計算してみましょう。
この場合、39,500円÷12×6ヵ月分=19,750円が戻ってきます。
 
この還付を受けるには、廃車手続きを行った際に同じ運輸支局内にある自動車税事務所に届出をしなければなりません。それほど難しい書類ではありませんので、もしわからなくてもその場で窓口の人に尋ねればほとんどの方が処理できる程度だと思います。
 
行政書士などに依頼することは可能ですが、その場合はもちろん費用が発生しますので、自分で廃車手続きをするメリットが無くなってしまいます。
 
 

2-2. 自動車重量税の場合は?

自動車重量税は「自動車リサイクル法」に沿って適正に解体された場合にのみ還付されます。この方法にのっとった作業ができる業者に解体を依頼している必要があります。
自動車重量税を24,600円払っており、車検残存期間が4ヵ月残っている場合、実際ら還付される金額を計算してみましょう。
この場合、24,600円×4ヵ月÷24ヵ月=4,100円が戻ってきます。
 

3.還付金を受け取る条件って?

3-1.自動車税を支払い済み

基本的に支払い済の税金が還付されるだけですから、払っていなければ戻るものはありません。
 

3-2.年度内に車を手放す

月単位での還付なので3月に手続きをしても還付金はありません。2月までに行えば還付が行われます。
 

3-3.地方税の滞納をしていない

地方税を滞納している場合、還付は行われません。基本的に未納の税金があればそちらに充当されるという考え方です。
 

3-4.一時抹消か永久抹消する

一時抹消登録か永久抹消登録を行った場合に自動車税の還付は行われます。ただし、一時抹消登録の場合は、自動車重量税は還付されません。
 

4. 還付金を受け取る手続きって?

4-1.特別な手続きは必要ありません

自動車税の還付については特殊な手続きが必要とされるわけではありません。一時抹消登録または永久抹消登録を滞りなく行い、廃車手続きを済ませれば自治体側から還付手続きが開始されます。
 
抹消登録の終了後1ヵ月から3ヵ月程度の期間を経て、「支払通知書」が送付されてきます。これはいわゆる小切手のような機能を有しており、それを持って銀行などの金融機関に行けば、還付金を現金で受け取ることが可能です。
 
この支払通知書は銀行振り込みにしてもらうことも可能です。仕事が忙しく平日の昼間銀行に行くのが難しいという方や、近々引っ越しを予定している方、長期出張中の方などはこの手続きをしておきましょう。運輸支局内にある自動車税事務所で振り込み申請をするだけですから、それほど時間もかからず簡単に済ませることができます。抹消登録手続きの一環でこの窓口には必ず行きますから、同時に住ませておけば便利です。
 

4-2.自治体によっては別途書類がいることも・・・

自動車税は地方自治体の管轄なので、地域によって他の書類がいる場合もあります。抹消登録の手続きは同様であっても買い取り業者やディーラーに代行してもらい場合は「委任状」を求められるケースなどがあります。
 
事前に確認する方が無難ですから、該当地区の運輸支局の窓口に問い合わせてみてください。また、買い取り業者やディーラーがその地域の取引に慣れていればあらかじめ教えてくれることもありますから聞いてみましょう。
 
 

5. 還付金を受け取る際のトラブル実例

自動車税の還付は月単位で行われるので車両を譲渡したりするとそのタイミングによってトラブルになる可能性があります。具体的な例を挙げて説明しましょう。
 
Xさんが所有していた車をYさんに4月10日に譲渡したとします。この場合4月1日時点の所有者に納税通知が来るのでXさんが納税すべきでしたが、譲渡するのだから、という話し合いの元でYさんがX当ての納税通知書で納税しました。この月のうちにYさんは名義変更も済ませましたが、都合により7月に廃車することにしました。Yさんは通常の流れに沿って手続きを行いましたが、納税がXさんの名前で行われていたため、還付金の支払い通知所はXさん宛てに送付されました。
 
この場合Yさんは手続きを行って苦労した上に税金は払い損となり、Xさんは何の苦労もなく還付金を得したことになってしまいます。このようなことを防ぐためには、譲渡の際に「還付金請求権」も一緒に譲渡してもらいましょう。
 
ただしこれには抹消登録が完了してから1週間以内に手続きしなければならないという期限があり、事前に知っていなければ非常にタイトな期間しかありません。期間内に前の名義人(上の具体例ではXさん)が押印した「債権譲渡通知書」を持って税務署に行き、提出すればこのようなトラブルは起こりません。
 
 

6.まとめ

自動車の廃車、抹消登録には何かと手間がかかります。しかし、還付金が発生するのなら、という意味でモチベーションを持って取り組むことができると思いますが、よく知っておかないと、思ったほど帰ってこなかった、手続きが不十分で還付されなかったということも起こり得ます。そのようなことにならないように、もう一度下に注意点をまとめておきます。
 
・自動車税の還付は廃車手続き終了の翌月分から月単位で行われる。そのため還付金を少しでも多くとりたいなら早い方が良い。また3月に手続きをしても還付金は発生しない。
 
・軽自動車に対しては、納税していても還付金の対象にはならない。
 
・永久抹消登録すれば自動車重量税は還付されるが、一時抹消登録をした場合は、自動車重量税は還付されない。
 
・解体業者が「自動車リサイクル法」に沿って適正に解体していなければ自動車重量税は還付されない。
 
・地方税を支払っていなければ還付されない。
 
・地方自治体によって別の書類が必要な場合がある。
 
・車両を譲渡された場合必要に応じて還付金も譲渡されるよう手続きを行う。
 
以上です。面倒なところもありますが一つ一つ丁寧にやって行けば、決して難しい手続きではありませんから、このコラムをよく読んで正しい知識を持って取り組みましょう。
 

「面倒に感じる車の処分完了までの流れと処分方法」

「車の処分」考えただけでも面倒くさそうと感じる人も多いのではないでしょうか。法的なことがあったり、費用がかかったりするのではないかと考えるとおっくうではありますが、そうかといって全く乗らないのに所有していても毎年税金を払う必要があったり、車検がやってきたりします。ここでは車の処分の方法についてわかりやすくまとめていますので、処分を考えているけどよくわからないという方は参考にしてください。
 

1.車の処分方法4選

1-1. 友人、知人に売る

処分の方法を知っている、古い車でも欲しい、という友人や知人は意外と身の回りにいる場合があります。そういう人に売ってしまうのも一つの方法です。ただしこの場合絶対に名義変更などの手続きがおろそかにならないように注意しましょう。売ったはずなのに自分の所に税金の請求が来るなどという事態は避けたいところです。
 

1-2. ディーラーに出す

買い替えであれば下取りに出す手もあります。この方法なら手続きなどは基本的にはそれを日常的にやっている人が行う訳ですから、自分自身にはほとんど手間を掛ける必要が無く、友人や知人に売るよりも安心といえます。
 
また「買い取り業者の方が高く買ってくれる」という売込みは良く行われていますがこれは絶対ではありません。複数の業者に見積もりを取るのは非常に重要です。ディーラーは新車を売るために様々なキャンペーンなどを行っていますからそのような時であれば価格的にもメリットがある場合があります。
 
また、新車を購入するという前提の下取りですから、新車の値引きの材料になる場合もあります。
 

1-3. 買い取り業者に売る

車の買取を専門で行っている業者の方がディーラーよりも高く買い取ってくれるケースも多くあるようです。面倒な手続きもやってくれるのならお得なことばかりでしょう。ただし一括査定などを売りにしているところに査定を申し込むと一斉に複数の所から電話がかかって来て非常に慌ててしまいます。例えば仕事の休み時間などにちょっと査定申し込みをしたところその後電話が鳴りやまず仕事に支障をきたした、などはよくあることですから注意しましょう。
 
これに対応するためには、以下のような準備をしておくと良いでしょう。
・仕事の合間などで査定依頼するのではなく、きちんと時間を取って望む
 
・正確な査定を行うために実際に車を見る必要がある、と言われるのでそれが可能な日程も候補日をいくつか挙げておく(1社あたり30分程度は掛かる)
 
・複数の電話が一斉にかかって来て混乱するので、どの業者とどんな話をしたと記録する。それを見越してあらかじめ記入できる用紙や筆記用具を持っておく
 
・対応に手間を取られるので売却するつもりはないが概略の価格が知りたい、という程度なら一括査定は利用しない
また、買取価格も業者によってかなりばらつくケースがあります。事前に自分の車の買い取り額などがどの程度なのかはネットなどで調べておくようにしましょう。それによって相場よりはるかに低いような額を提示されたら正式な査定は断ることもでき、無駄な時間を減らすことが可能になります。
 

1-4.オークションを利用する

オークションを利用して売却する方法もあります。メリットとしては競争形式ですから値段が上がり、時には相場より高く販売することができることもあり得ます。ただしデメリットもあります。売れ残った場合も手数料は払わなければならず、出せば必ず売れるというものでもないという点です。また、オークションに出す場合、名義変更などの手続きを自分で行う必要があります。手続き方法については以下にまとめていますのでそちらを参照してください。
 

2. 自分で廃車するための手続きって?

2-1. 永久抹消登録とは?

永久抹消登録というのは、いわゆる解体=スクラップにするということです。この手続きをすれば納入した自動車税が帰ってくることがありますから金銭的にも得な場合があります。
 

2-2. 一時抹消登録とは?

一方、一時抹消登録はいつ時的に使わないための手続きで、再度必要な手順を踏めば後から使用することも可能です。

3. 自分で抹消登録するときの流れって?

3-1.ナンバープレートを外し、車を解体する

解体業者に頼めばナンバープレートを外す作業もやってくれます。もし自分でやる場合、封印を破る必要があります。これは大きめのドライバーで封印の中央に力を入れて外すという方法です。何度かやればコツはつかめますが最初は抵抗があるかもしれません。
 
続いて業者に頼んで車体をスクラップにしてもらいます。この時自力で車両を解体業者まで運べば費用は掛かりませんが、レッカーなどを頼めば費用が発生します。価格は1万円前後が相場ですがばらつきはありますからできれば事前に確認しましょう。業者によって、また車の車種や状況によっては廃車する車のパーツをリサイクル資源と見なして買い取ってくれることがあります。「エアバッグ類」「フロン類」「シュレッダーダスト」がこれに当たります。また金属スクラップもその時の市場価格でプラスを得られる場合もあります。この点でも手間はかかっても自力で廃車を行うメリットがあります。
 
スクラップ作業後に「解体報告記録日」が示されますが、これは後で必要になるので大切に保管しておきましょう。
 

3-2.申請に必要な書類を記入する

以下の書類が必要になります。
・車の所有者の印鑑証明(発行日から3か月以内であること)
・車の所有者の委任状
・ナンバープレート(前面、後面それぞれ一枚ずつ)
・車検証
・「解体報告日」と「移動報告番号」
・手数料納付書(運輸支局にあり)
・永久抹消登録申請書(運輸支局にあり)
・自動車税・自動車取得税申告書(運輸支局にあり)
 

3-3.ナンバープレートを返納する

書類を整えたら運輸支局に行って2枚のナンバープレートを返納します。それが完了すると手数料納付書に「返納確認印」を押してくれます。
 

3-4.窓口へ行き、書類を提供する

記入が終わった書類を全て窓口に提出します。
 

3-5.税金還付の手続きをする

運輸支局の中には自動車前事務所があります。そこに行って用意してきた自動車税・自動車取得税申告書を提出しましょう。この作業によって支払っていた自動車税が月割りで還付されます。ですから廃車を迷っているようなら、早くやってしまった方が金銭的にも得です。
 
ここまで終わればようやく手続きが完了したことになります。

4. 一時抹消登録するときの注意点

一時抹消手続きは再度のその車を使うことができますが、永久抹消登録と違う点があります。それは自動車重量税が返ってこないということです。手続き的には永久抹消登録とあまり変わりはありませんが解体はしませんから「解体報告日」は発生しません。
 
この方法は後からその車両が使えるだけでなく再手続するまで自動車税がかからないメリットがあります。後のことを考えて永久抹消登録にするのか一時抹消登録にするのかを決めましょう。

5. まとめ

いかがでしたか? 一口に車を処分すると言っても色々に手間があったりやり方によってメリットやデメリットがあったりするものです。しかし以前は煩雑でわかりにくかったこのような手続きもネットで情報を得られるようになりましたので、比較的ミスは少なくなっているのは事実です。
 
抹消登録についてはどうしても手間暇がかかります。しかし自分で足を運ばなければならない分、リサイクル量などを得られる場合もあり、金額的にプラスが発生するケースもありますから時間が取れる人はトライしてみるのも良いでしょう。
 
手間を惜しむなら業者に頼み、費用を惜しむなら自力でやってみる、と考えればよいと思います。自力での抹消登録は一切考えず、新車を買う前提で手間を減らしたいということならディーラー、車の売却価格を中心に考えるなら買取会社という選択でしょうか。オークションもケースによって高く売れる場合もありますから売却価格にこだわるなら情報収集を怠らないようにしましょう。
 

「車の寿命は走行距離や年数に関係するのか」

車はあると便利な道具ですが、道具である以上、トラブルは付き物です。もちろん物体である以上、いつかは寿命もやってきます。構造が複雑なだけに何がどうなっているのかわからない、どこを見るべきかもわからない、という人にもわかるような書き方で寿命の見極め方や普段気にしておきたい項目をまとめましたので、車に乗る人は是非一度目を通してみてください。
 

1. 車はどのぐらい長く乗れるのか

1.1. 寿命と走行距離

車の寿命を考える目安として、誰もが走行距離を考えると思います。車は物理的な部品の塊ですから、使えば使うほど消耗します。しかし、車検やメンテナンスで部品交換をしているのはその劣化による事故などを防ぐためです。そして先ほどお話しした「部品の塊」という考えに基づけば、ある意味悪くなった部品を交換しさえすれば、理論的には永遠に乗り続けることができる、という言い方もあります。
 
エンジンであろうがボディであろうが、販売されるときにメーカーの誰かが組み立てたものなのですから、外して付け替えることは
可能ではないはずです。
 
ですから長い距離を走れば走るほど消耗はするものの、寿命は走行距離で決まるものではない、と言い切ることもできるでしょう。
 

1.2. 寿命と年数

車の寿命が走行距離で決まるのではないとすれば、その決め手は年数なのでしょうか? 確かにどんな物品も使わなくても置いておくだけで古びていきます。鉄の部品は錆びますし、近年多用されているアルミニウムや樹脂部品も鉄ほどではないにせよ日々劣化は進んでいます。
 
年数で寿命を考えるために、一般的にどのくらいの期間で廃車される車が多いのかを上げてみましょう。2016年の日本国内での平均使用年数は約12.8年、平均的には13年くらいで廃車していることが多いというデータがあります。しかしこれはあくまでも判断の上で廃車したものであったり、事故によって廃車されたものも含んでいたりしますから、車の寿命を表すものとも言い切れません。
 
そもそも10年、10万キロといった数字が買い替えのタイミングという言い方もされていました。しかし日本の車はどんどん耐久性が向上していますから、車検や定期メンテナンスを受けていれば10年乗ったから、10万キロ走ったからといってもボロボロになっていることはあまりありません。
 

1-3. 車の寿命とは? 

では車の寿命は何で決まるのでしょうか? 前述したようにあらゆる部品を交換すればいつまでも新品同様に乗ることは理論的には可能なようですが、実際には制約があります。
 
その一つは、自動車メーカーの部品供給体制です。自動車メーカーには保証責任もありますので、その車種を販売しなくなっても一定期間は必ず部品を保持していますが、もちろんそれも何十年も行う訳ではありません。
 
また、部品があったとしても、一つ一つ交換を行うのは多く作業が発生しますから、結果的にかなりの費用が発生します。購入したときは大量に製造するラインに乗ってできるだけ無駄が無い工程を経て作られていますが、一台だけに対応するのは非常に手間がかかるのです。そのためエンジンなどの大がかりな部分ごと買えるような場合は車そのものを買い替えても価格があまり変わらない、ということも起こりうるのです。
 
車の製造技術や安全性は年々向上していますから、10年前の車を修理して乗り続けるより新車を購入した方が高い安全性を得られる可能性もあります。また、おそらく10年もたっていれば快適な機能も増えていると思って間違いありません。
 
そのような側面を踏まえて考えれば、結局車の寿命を決めるのは所有者の判断ということになります。
 

2. 愛車に長く乗るために注意したいポイント

2-1. 車を長持ちさせるには

車で安全に走行するために最も気をつけておくべき部分は何点かあります。重要なのは心臓部であるエンジンと、走行を担っているタイヤです。タイヤは比較的目につきますから交換時期も管理しやすいですし、ガソリンスタンドなどでも気を配ってくれる場合もあります。しかしエンジンはそうはいきません。まず行うべきはエンジンオイルの交換です。オイルが劣化していればエンジンそのものにダメージを与えてしまう可能性があります。後に書きますが推奨する走行キロごとに交換することが必須として覚えておきましょう。
 
つぎに重要なのはタイミングベルトです。タイミングベルトは走行部分とエンジンをつなぐ大切な役割を持っています。もし走行中に切れてしまうとエンジンを大きく破損することがあります。メーカーによってこの寿命は10万キロともいわれており、車の寿命が10万キロという説の根拠にもなっています。定期的にベルトのひび割れを確認しましょう。
 
これらのエンジントラブルには多くの場合予兆があります。日々の運転の際、異音や異臭に注意していれば変化に気付くこともできますから、特に運転の前後などに注意しましょう。そして異常を感じたら早めに点検をしてもらうなどを心がけましょう。
 

2-2. 初心者にもできる、メンテナンスの方法

基本的に重要な部品を走行キロごとに交換することを徹底して行いましょう。その交換をプロに依頼して、都度簡易的でいいので点検してもらうなどすれば安心です。目安になるものを挙げておきますので参考にしてください。
 
・エンジンオイル……5,000km走行するごとに交換
 
・オイルエレメント……エンジンオイル交換2回に1回
 
・バッテリー……3年から5年
 
・タイミングベルト……10万kmごと
 
・Vベルト……5から10万kmごと
 
・プラグコード……10万kmごと
 
・ラジエーターホース……10万kmごと
 
・タイヤ……タイヤの溝の深さが1.6mmより浅くなったら交換、または5年間
 
・ブレーキパッド……3から4万kmごと
 
・デフオイルおよびミッションオイル……5万kmごと
 
また、購入した販売店や自動車メーカーなどで半年点検、一年点検なども請け負っていることが多いですから、自分ではわからないという人は定期的に点検を受けましょう。
 

2-3. 消耗品には気をつけよう

上記以外にも快適に走行するために必要な消耗品は複数ありますのでここでは名称を挙げておきます。
・冷却水
 
・ウインドウォッシャー液
 
・スパークプラグ
 
・ラジエーターキャップ
 
・ウォーターポンプ
 
・エンジンマウント
 
・ホイールベアリング
 
・ブレーキホース
 

3. 車の寿命が近づいてきたら行うべきこと

3-1. 完全に動かなくなるまで乗り続ける

頻繁に乗っていて、ある程度注意をしている人なら車の不調にも気付くことが多いと思います。買い替え時を感じていながらも「次に大きいトラブルがあったら買い替えよう」といういわゆる完全に動かなくなるまで乗り続ける、というのも車を変える上での一つの判断基準ではあります。
 
ただしこの場合はトラブルが重大事故に結びつくことが無いように注意が必要です。特に高速道路を走行しているときに、タイヤがバーストしたり、エンジントラブルが起こったりしたら、自分や同乗者の命が危ないだけでなく、周囲にも大きな影響を与える可能性があります。
 

3-2. 買い替える

トラブルが頻発したり不安な兆候が続いたりするようなら、買い替えを検討した方が良いかもしれません。何しろそのような状態になるまで乗っているのであれば、一定の期間や距離を走っていると思われますから大きなトラブルがあれば修理に時間と費用がかかります。
 
時々趣味で乗る程度であれば困ることは無いかもしれません。しかし毎日の通勤や仕事でも使っているようならそのトラブル対応の期間に様々な支障が出ますから、そうなる前に買い替えるのが無難です。
 
また前項にも記述しましたが、車に乗るというのは自分だけでなく周囲の人々の命に関わることも起こりうると考えるべきです。大きな事故を起こしてから、「無理に乗らずに買い替えておけばよかった
、と思っても後の祭りということもあります。
 
車の製造技術は年々進歩していますから、買い替えることで新しい安心や、快適な運転を手に入れることもできます。ストレスや不安を抱えながら我慢して古い車に乗るよりも、新しい車で快適に過ごすことをオススメします。
 

4. まとめ 

いかがでしたか? 車の寿命やメンテナンスのポイントについてご理解いただけたことと思います。ここに書かれたことを是非参考にしていただいて、快適なカーライフを送ってください。車は便利で楽しい道具ですが、一歩間違えば大きな事故にもつながる物体です。乗る以上は責任をもって整備し、周囲に迷惑をかけないように心がけましょう。
 

「愛車を買い取りに出すとき重要視される査定ポイントを詳しく解説」

思い出いっぱいの愛車も、生活環境の変化・経年劣化などでいつか手放すときが来ます。大切に乗ってきた愛車だからこそ、できるだけ高く買い取ってもらいたいものです。
 
しかし大事に乗ってきたつもりでも、いざ買取査定をお願いすると意外と安くて驚いたことはありませんか?大きなキズや故障もないし走行距離もそれほど長くないのに、なぜこういった査定になるのでしょうか。
 
ここでは車を手放すときに査定のプロが見るポイントを、車に詳しくない方でもわかりやすく解説いたします。
専門的なことはわからなくても査定ポイントを知り、修正できるところは修正することで、大切な愛車の評価が上がる可能性もあります。少しでも高く買い取っていただくために、査定ポイントをしっかりおさえておきましょう。
 

1. 車の査定ポイントとは?

 
車の査定ポイントは様々です。外装・内装の状態や走行距離・エンジンの状態、他にもその車種の基本的な市場での人気・短期的な人気なども反映されます。
 
いくつかの査定ポイントを項目ごとにまとめましたので、査定前にチェックしてみましょう。
 

1-1. 外装の査定ポイント

 
車の外装は第一印象を良くする大切な査定ポイントです。エンジン内部など細かいところまでは目が行き届かなくても、外装がキレイであることで「車を大切に使ってきた」という印象を与えることにもつながります。
 
・ボディーカラー
 
車のボディーカラーには流行りや好みなどがあります。一般的にそういった変化を受けにくいカラーがプラス査定につながります。白・黒・シルバーは時代の流れに左右されず、好みが分かれにくいので査定が高い傾向にあります。
 
またパールホワイトの塗装はプラス査定になりやすいとされています。作業工程が他のカラーより多いため、経年劣化や小さなキズがつきにくく、結果的に車をキレイに保つことができるからです。高級セダンタイプの車種に関してはこの傾向が顕著に出ており、白・黒以外のカラーは査定が低くなるという事実があります。
 
しかし例外もあり、フェラーリのレッド・ランボルギーニのイエローはそれぞれの車種の代表的ともいえるカラーであるため人気が高く、マイナス査定になりにくい傾向にあります。
 
・キズ
 
車のキズは査定で大きなマイナスポイントになる可能性が大きいです。キズが深ければそこから腐食が始まりますので、日頃からキズがついてしまったときの応急処置をしておくことが大切となります。
 
触ってみて微かにわかるくらいの浅いキズなら、タッチペンでの補修やコンパウンドで磨きワックスでコーティングすることで、のちの査定に有利になることもあります。日頃のメンテナンスを心がけましょう。
 
・汚れ
 
車の状態がキレイであることに越したことはありませんが、査定直前に洗車することで必ずしも査定が良くなるということではありません。
 
しかし、普段からこまめに手入れをし、汚れが付きにくい状態にしておきましょう。洗車することで色褪せが解消され、ボディーカラーが鮮やかによみがえるなら、査定前に洗車をしておくことは有効です。
 
コーティング剤も様々な種類がありますが、かえって塗装を傷めてしまうものもあります。高価なコーティングをしているからと安心せず、普段の手入れを怠らないことが大切です。
 

1-2. 内装の査定ポイント

 
パーソナルスペースでもある車内は、マイナス査定につながるポイントが複数あります。特に重要となるポイントをまとめました。
 
・シート
 
うっかり汚してしまうことの多いシートはプラス査定になりにくいポイントです。ペットの汚れ・食べ物・飲み物などのシミ・タバコの焦げ跡など、汚れがひどく交換が必要な場合は大きく査定が下がります。
 
しかし革張りのシートは、状態が良ければ大きなプラス査定につながることもあります。日頃からできるだけ清潔に保つように心がけ、汚れたらシミにならないうちにすぐに手入れをしましょう。
 
・フロアマット
 
フロアマットの折れや汚れも、マイナス査定になりやすいポイントです。時々は洗剤でキレイに洗い、天日干しをするなどのメンテナンスをしておきたいものです。
 
・におい
 
内装の査定で、車のにおいは重要な査定ポイントです。特にタバコのにおいなどは嫌われがちです。喫煙者の皆さまは、査定の1~2ヶ月ほど前から車内での喫煙には気を付けましょう。
 
においがすることでプラス査定になることはありません。普段から消臭剤を利用することやヤニのこびりつきにも気を配りましょう。
 

1‐3.走行距離のポイント

 
一般的に走行距離が長くなるとマイナス査定になりがちなポイントです。それだけ消耗している部分が多いためです。累計宗経距離が5万kmを超えた車は「多走行車」に分類され、10万kmを超えると「過走行車」に分類されます。年間走行距離が1万kmを超えるか超えないかが、評価のポイントとなります。
 
しかし走行距離は短ければ良いということではありません。車は適度に動かすことで、良い状態を維持することができます。あまりにも走行距離が短い車は、錆びやゴムが劣化している可能性があるため、マイナス査定を受けやすくなります。
・普通車の目安
 
年間走行距離は1万kmが平均とされています。
 
・軽自動車の目安
 
年間走行距離は8千kmが平均とされています。
 
この平均値を大幅に上回っていると、マイナス査定を受けやすくなります。
 
走行距離が長い車は、ディーラーの下取りでは非常に評価が低いものですが、海外へ中古車を販売している業者なら、他の業者よりも良い査定をつけてくれる可能性もあります。
 

1‐4.エンジン周りのポイント

 
車に詳しい方でなければ、最もよくわからないのがエンジン回りの査定ポイントではないでしょうか。普段からメンテナンスできるポイントは、エンジンオイルをまめに交換し、キレイな状態を保っておくことです。他にはバッテリーやタイミングベルトの状態も、大切なポイントとなります。
 
エンジンに関しては、オーバーホール済みや乗せ換えた場合、プラス査定になることもありますので、ぜひ申告しましょう。
 

1‐5.その他のポイント

 
車の査定でチェックするポイントは、これだけではありません。
 
・ドアの開閉時に異音がしないか
・パワーウインドウ・サンルーフは正常に作動しているか
・ヘッドライト・テールランプ・ブレーキランプ・ウインカーの動作確認や破損
・タイヤの状態・スペアタイヤの有無
・アンテナやラジオの状態・オーディオ関連
・エアロパーツ・カーナビの有無
これらのポイントに加えて、車のメーカー・車種・書類によっても査定に影響を与えます。
 
・メーカー
 
車を買取ではなく下取りで手放す場合、同メーカーの方が良い査定をもらえる傾向があります。
 
またメーカーの公式サイトでは、下取り参考価格を調べることができますので、相場を知っておくためにもこういったサービスを利用しましょう。
 
・車種
 
車種に関しては、その時々で査定が変化します。流行に左右されない人気車種や、そのときの流行によって人気が高い車が高評価です。新車で人気車種は中古車としても人気がありますので価値が高いとみなされ、基本的な査定価格が高めに設定されている傾向があります。
 
しかし人気が高くても中古車市場の流通量が多い車種に関しては、高い査定をもらえる可能性は低いといえます。
 
またハイエースや軽トラックなどの業務用に使われる車も、市場の価値が下がりにくい車種と言われています。
 
他にもランドクルーザーなどのSUV車は頻繁にモデルチェンジをすることがなく、大きなモデルチェンジもないことから価格の上下がしにくく、安定して高評価であることが多く見受けられます。
 
・書類
 
定期点検整備記録簿・取扱説明書の有無が査定に影響を与えることもあります。定期点検整備記録簿を見ることで、過去のメンテナンス情報がすぐにわかりますので、きちんとメンテナンスを受けている場合はプラス査定につながる可能性もあります。
 
 

2. 査定前にキズの修復や掃除は必要か

 
車の査定前に少しでもポイントをよくするために、キズを直し丁寧に掃除をする方もいらっしゃると思います。こういったことは、どれだけ査定に影響を与えるのでしょうか。
 

2-1.キズの修復について

 
車の外装にできたキズやへこみは査定を下げるポイントになります。しかし修理を頼めば、キズの度合いによってはそれなりの費用がかかってしまいます。
 
一般的に修理費と、キズによるマイナス査定を比べると、キズの程度にもよりますが修理代の方が高いことが多いようです。
 
また、複数の業者の査定を受けてみることが大切です。車の買い取り業者の中には自社で板金工場を持っている業者や、提携する板金工場に一般より安く修理を依頼できる業者もありますので、業者によってキズによる査定の差が大きくなります。
 

2-2.車の掃除について

 
査定前の掃除については、しておいた方がプラス査定につながります。
 
車の状態が良いこともさることながら、所有者が車を大切にしてきたという印象を与えることになれば、日頃のメンテナンスをこまめにしていたかどうかにもつながります。「信用ポイント」と言っても良い査定ポイントです。
 

3. まとめ

 
査定ポイントは、買い取り業者によって少しずつ違います。そのため、いくつか買い取り業者をピックアップし、依頼をしてみることも大切です。
 
査定ポイントやその理由を知っておくことで、実際の査定を受けたときの交渉や対策もできます。皆さまの大切に乗ってきた愛車が少しでも高く査定され、豊かで快適なカーライフが遅れることを願っております。 
 

「初めての廃車手続き。必要な手続きや書類を漏らさず確認」

大切に乗ってきた愛車にも、家族・趣味など自分を取り巻く環境の変化に伴い、手放す時期が来ることもあります。そんなふうに自動車を買い替える際、これまで乗ってきた自動車を廃車する手続きが必要となります。
 
しかしいざ廃車手続きをすることになると、廃車手続きの種類によって必要書類も手続きも違ってきますし、具体的に何をしたら良いのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
 
ここでは状況別による廃車の種類や必要書類、手続きのすべてをわかりやすく解説いたします。今すぐではなくても少し先に廃車をお考えの方も、一度頭に入れておくといざというときに安心ですので、ぜひ参考になさってください。
 

1. 自動車の廃車手続きに必要な手続きとは

 
すべての自動車は最後に抹消手続きが義務付けられており、この手続きを一般的に「廃車手続き」と呼んでいます。
 
廃車手続きは、お住まいの地域が管轄する陸運局へ行ってナンバープレートと必要書類を提出します。自動車税などの還付金がある場合は申告書を提出して終了です。
 

2. 自動車の廃車手続きに必要な書類一覧と持ち物

 
通常、廃車手続きに必要な書類と持ち物を、一覧にまとめました。
 
廃車手続きの種類によってはこれらの書類に加えて、別途書類の提出が必要な場合があります。
 

2-1.廃車手続きに必要な書類一覧

1. 車検証(盗難・紛失などで用意できない場合、その旨を記載した「理由書」)
2. ナンバープレート(前後2枚)
3. 所有者の印鑑証明書(3ヶ月以内に発行されたもの)
4. 手数料納付書
5. 抹消登録申請書(永久・一時・解体届出)
6. 自動車税・自動車所得税申告書(地域によっては不要)
これらの書類に加え、家族や友人などの所有者以外の方や業者に依頼する場合は、「所有者の実印が押印された委任状」が必要になります。
 
事前に準備が必要なのは1~3の書類で、4~6の書類は廃車手続き当日、陸運局で用意することができます。業者に依頼する場合は、4~6は用意する必要がありません。
 
また、車検証に記載された住所と印鑑証明書の住所が違う場合は、住民票が必要です。結婚などで名前が変わってしまった場合も同じ様に、別途戸籍謄本をご用意してください。
 

2-2.廃車手続きに必要な持ち物

 
印鑑証明書と同じ印鑑
銀行などの振込先情報
 
廃車手続きの際、自動車の車検が1ヶ月以上残存期間としてある場合は、残存期間に応じて自動車重量税が還付されます。還付申請書を提出し、還付金の振込先が必要となりますので、銀行などの振込先情報を用意しましょう。
 
また、一時抹消する場合のみ登録手数料の350円、他にも廃車手続きに必要な書類一覧の、抹消登録申請書の購入で100円ほど費用がかかります。
 

3. 自動車の廃車手続き方法

 
自動車の廃車手続きには種類があります。そんな廃車手続きの種類と、廃車の際の自動車税や重量税還付金について、ご説明します。
 

3‐1.永久抹消

 
事故や災害などで自動車に乗ることができなくなった、すでに解体してしまったなど、もうその自動車に乗ることがない場合に利用する手続きが「永久抹消」です。
 
永久抹消を行う際、前述した「2-1.廃車手続きに必要な書類一覧」に加えて、【移動報告番号と解体報告記録日のメモ書き】が必要となります。
 
稼働報告番号は、リサイクル券に記載されていますので、リサイクル券を用意しましょう。
解体報告記録日は、解体処理が完了した連絡をリサイクル業者から受けた際のメモ書きです。こちらは自動車を解体した際に、自動車の解体業者さんが証明書を発行してくれることもあります。
 
また、災害に遭われ永久抹消する場合は、移動報告番号と解体報告記録日のかわりに罹災証明書が必要です。
 
なお、永久抹消の登録には期限があり、自動車を解体してから15日以内と定められています。ご自身で解体手続きから永久抹消登録を行う際は、期限に間に合うように注意しましょう。
 

3‐2.一時抹消

 
長期の出張や入院などで、一時的に自動車に乗ることがない場合、「一時抹消」を行うことでその間の自動車税を払わずに済むことができます。
 
一時抹消を行う際は「2-1.廃車手続きに必要な書類一覧」以外に必要な書類はありません。再度その自動車を乗る際には陸運局で「中古車新規登録」を行います。一時抹消登録手続きの際に発行される【一時抹消登録証明書】が必要となりますので、なくさずに大切に保管しましょう。
 

3‐3.解体届出

 
「解体届出」とは、また乗るつもりで一時抹消した自動車を、やっぱり解体した際に行う手続きです。
 
他にも永久抹消の際に、解体届出を利用することがあります。解体業者に依頼をしてから月をまたぐなど時間がかかる場合、自動車税・自動車重量税の関係で一時抹消しておいた自動車を抹消する際に利用します。
 
解体届出を行う際の必要書類は、「2-1.廃車手続きに必要な書類一覧」以外に一時抹消登録手続きの際に発行される【一時抹消登録証明書】と【移動報告番号と解体報告記録日のメモ書き】が必要となります。
 
もし一時抹消登録証明書を紛失してしまった場合は、理由書の提出が必要です。
 
また一時抹消した後、災害などで解体届出を行うことになった場合、移動報告番号と解体報告記録日のかわりに罹災証明書を提出することになります。
 
なお、解体届出の登録にも永久抹消同様、自動車を解体してから15日以内に登録するように期限が定められています。ご自身で解体手続きから解体届出を行う際は、期限に間に合うように注意しましょう。
 

3‐4.自動車税

 
自動車を所有していると、毎年4月1日に自動車の所有者に対して1年分の自動車税が課税されます。そして自動車税は、年度の途中で廃車手続きをした場合、4月を基準として廃車した翌月から月割計算で還付されます。
 
基本的に廃車手続きをした普通自動車に自動車税の還付がありますが、3月に廃車手続きをした場合、新年度まで1ヶ月に満たないため還付はありません。4月に廃車手続きをした場合は1年分の自動車税を納付し、5月~翌年3月までの自動車税が還付されます。
 
なお、軽自動車に関しては自動車税の還付制度はありません。
 

3‐5.重量税還付金

 
自動車重量税は自動車の重量や区分に対して課税され、自動車の購入時や車検の際に、次の車検まで期間分の税金をまとめて納付します。
 
そのため、廃車手続きをした際に車検が1ヶ月以上の残存期間がある場合は、残存期間に応じて自動車重量税が還付されます。
 
一時抹消の際、自動車重量税は還付されません。
 
しかしその後、解体届出を提出し自動車重量税の還付を申請した場合、一時抹消登録日と報告受領日のどちらか遅い方の日にちが車検の残存期間の確定日となります。車検の残存期間と有効期間の計算は月単位で行われるため、永久抹消より早く一時抹消の手続きができるのであれば、還付金が多くなる可能性があります。
 
また自動車重量税の還付は、永久抹消登録・解体届出をしたすべての自動車に適応されますが、自動車リサイクル法に基づいて適正に解体された場合でなければ適応されません。
 
そして廃車手続きの際、永久抹消登録申請、または解体届出と同時に自動車重量税の還付申請を行わなければ、還付金は受け取れません。後日自動車重量税のみ還付申請を行うことはできませんので、必ず廃車手続きと同時に還付申請をしましょう。
 

4. まとめ

 
自動車の廃車手続きは、自動車リサイクル法に基づいた解体を行う業者へ依頼し、必要な書類を忘れずに用意しておけば、ご自身でも比較的簡単に申請できる手続きです。
 
しかし陸運局は土日祝日の受け付けをしておらず、廃車手続きをする自動車の解体手続きを事前に行わなければならないため、面倒な手続きがないとは言えません。
 
申請漏れなどの心配がなくすべてをお任せしたいときは、信頼ある引き取り業者を調べてお任せしてしまうのも便利だと思います。ご自身の状況に合わせ、賢い方法を選択してみてください。
 

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