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「車の寿命は走行距離や年数に関係するのか」

車はあると便利な道具ですが、道具である以上、トラブルは付き物です。もちろん物体である以上、いつかは寿命もやってきます。構造が複雑なだけに何がどうなっているのかわからない、どこを見るべきかもわからない、という人にもわかるような書き方で寿命の見極め方や普段気にしておきたい項目をまとめましたので、車に乗る人は是非一度目を通してみてください。
 

1. 車はどのぐらい長く乗れるのか

1.1. 寿命と走行距離

車の寿命を考える目安として、誰もが走行距離を考えると思います。車は物理的な部品の塊ですから、使えば使うほど消耗します。しかし、車検やメンテナンスで部品交換をしているのはその劣化による事故などを防ぐためです。そして先ほどお話しした「部品の塊」という考えに基づけば、ある意味悪くなった部品を交換しさえすれば、理論的には永遠に乗り続けることができる、という言い方もあります。
 
エンジンであろうがボディであろうが、販売されるときにメーカーの誰かが組み立てたものなのですから、外して付け替えることは
可能ではないはずです。
 
ですから長い距離を走れば走るほど消耗はするものの、寿命は走行距離で決まるものではない、と言い切ることもできるでしょう。
 

1.2. 寿命と年数

車の寿命が走行距離で決まるのではないとすれば、その決め手は年数なのでしょうか? 確かにどんな物品も使わなくても置いておくだけで古びていきます。鉄の部品は錆びますし、近年多用されているアルミニウムや樹脂部品も鉄ほどではないにせよ日々劣化は進んでいます。
 
年数で寿命を考えるために、一般的にどのくらいの期間で廃車される車が多いのかを上げてみましょう。2016年の日本国内での平均使用年数は約12.8年、平均的には13年くらいで廃車していることが多いというデータがあります。しかしこれはあくまでも判断の上で廃車したものであったり、事故によって廃車されたものも含んでいたりしますから、車の寿命を表すものとも言い切れません。
 
そもそも10年、10万キロといった数字が買い替えのタイミングという言い方もされていました。しかし日本の車はどんどん耐久性が向上していますから、車検や定期メンテナンスを受けていれば10年乗ったから、10万キロ走ったからといってもボロボロになっていることはあまりありません。
 

1-3. 車の寿命とは? 

では車の寿命は何で決まるのでしょうか? 前述したようにあらゆる部品を交換すればいつまでも新品同様に乗ることは理論的には可能なようですが、実際には制約があります。
 
その一つは、自動車メーカーの部品供給体制です。自動車メーカーには保証責任もありますので、その車種を販売しなくなっても一定期間は必ず部品を保持していますが、もちろんそれも何十年も行う訳ではありません。
 
また、部品があったとしても、一つ一つ交換を行うのは多く作業が発生しますから、結果的にかなりの費用が発生します。購入したときは大量に製造するラインに乗ってできるだけ無駄が無い工程を経て作られていますが、一台だけに対応するのは非常に手間がかかるのです。そのためエンジンなどの大がかりな部分ごと買えるような場合は車そのものを買い替えても価格があまり変わらない、ということも起こりうるのです。
 
車の製造技術や安全性は年々向上していますから、10年前の車を修理して乗り続けるより新車を購入した方が高い安全性を得られる可能性もあります。また、おそらく10年もたっていれば快適な機能も増えていると思って間違いありません。
 
そのような側面を踏まえて考えれば、結局車の寿命を決めるのは所有者の判断ということになります。
 

2. 愛車に長く乗るために注意したいポイント

2-1. 車を長持ちさせるには

車で安全に走行するために最も気をつけておくべき部分は何点かあります。重要なのは心臓部であるエンジンと、走行を担っているタイヤです。タイヤは比較的目につきますから交換時期も管理しやすいですし、ガソリンスタンドなどでも気を配ってくれる場合もあります。しかしエンジンはそうはいきません。まず行うべきはエンジンオイルの交換です。オイルが劣化していればエンジンそのものにダメージを与えてしまう可能性があります。後に書きますが推奨する走行キロごとに交換することが必須として覚えておきましょう。
 
つぎに重要なのはタイミングベルトです。タイミングベルトは走行部分とエンジンをつなぐ大切な役割を持っています。もし走行中に切れてしまうとエンジンを大きく破損することがあります。メーカーによってこの寿命は10万キロともいわれており、車の寿命が10万キロという説の根拠にもなっています。定期的にベルトのひび割れを確認しましょう。
 
これらのエンジントラブルには多くの場合予兆があります。日々の運転の際、異音や異臭に注意していれば変化に気付くこともできますから、特に運転の前後などに注意しましょう。そして異常を感じたら早めに点検をしてもらうなどを心がけましょう。
 

2-2. 初心者にもできる、メンテナンスの方法

基本的に重要な部品を走行キロごとに交換することを徹底して行いましょう。その交換をプロに依頼して、都度簡易的でいいので点検してもらうなどすれば安心です。目安になるものを挙げておきますので参考にしてください。
 
・エンジンオイル……5,000km走行するごとに交換
 
・オイルエレメント……エンジンオイル交換2回に1回
 
・バッテリー……3年から5年
 
・タイミングベルト……10万kmごと
 
・Vベルト……5から10万kmごと
 
・プラグコード……10万kmごと
 
・ラジエーターホース……10万kmごと
 
・タイヤ……タイヤの溝の深さが1.6mmより浅くなったら交換、または5年間
 
・ブレーキパッド……3から4万kmごと
 
・デフオイルおよびミッションオイル……5万kmごと
 
また、購入した販売店や自動車メーカーなどで半年点検、一年点検なども請け負っていることが多いですから、自分ではわからないという人は定期的に点検を受けましょう。
 

2-3. 消耗品には気をつけよう

上記以外にも快適に走行するために必要な消耗品は複数ありますのでここでは名称を挙げておきます。
・冷却水
 
・ウインドウォッシャー液
 
・スパークプラグ
 
・ラジエーターキャップ
 
・ウォーターポンプ
 
・エンジンマウント
 
・ホイールベアリング
 
・ブレーキホース
 

3. 車の寿命が近づいてきたら行うべきこと

3-1. 完全に動かなくなるまで乗り続ける

頻繁に乗っていて、ある程度注意をしている人なら車の不調にも気付くことが多いと思います。買い替え時を感じていながらも「次に大きいトラブルがあったら買い替えよう」といういわゆる完全に動かなくなるまで乗り続ける、というのも車を変える上での一つの判断基準ではあります。
 
ただしこの場合はトラブルが重大事故に結びつくことが無いように注意が必要です。特に高速道路を走行しているときに、タイヤがバーストしたり、エンジントラブルが起こったりしたら、自分や同乗者の命が危ないだけでなく、周囲にも大きな影響を与える可能性があります。
 

3-2. 買い替える

トラブルが頻発したり不安な兆候が続いたりするようなら、買い替えを検討した方が良いかもしれません。何しろそのような状態になるまで乗っているのであれば、一定の期間や距離を走っていると思われますから大きなトラブルがあれば修理に時間と費用がかかります。
 
時々趣味で乗る程度であれば困ることは無いかもしれません。しかし毎日の通勤や仕事でも使っているようならそのトラブル対応の期間に様々な支障が出ますから、そうなる前に買い替えるのが無難です。
 
また前項にも記述しましたが、車に乗るというのは自分だけでなく周囲の人々の命に関わることも起こりうると考えるべきです。大きな事故を起こしてから、「無理に乗らずに買い替えておけばよかった
、と思っても後の祭りということもあります。
 
車の製造技術は年々進歩していますから、買い替えることで新しい安心や、快適な運転を手に入れることもできます。ストレスや不安を抱えながら我慢して古い車に乗るよりも、新しい車で快適に過ごすことをオススメします。
 

4. まとめ 

いかがでしたか? 車の寿命やメンテナンスのポイントについてご理解いただけたことと思います。ここに書かれたことを是非参考にしていただいて、快適なカーライフを送ってください。車は便利で楽しい道具ですが、一歩間違えば大きな事故にもつながる物体です。乗る以上は責任をもって整備し、周囲に迷惑をかけないように心がけましょう。
 

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